「信じることで世界は変わる」
そういうシンプルでもっとも大切なことを思い出させてくれる映画。南アフリカのアパルトヘイトを描いた、マンデラ大統領を描いたものだけれど、ただそれだけではない意味をこの映画は伝えていると思う。
自分の弱さを直視することが怖い。
知らないものに対する恐怖心。
やられたらやり返す、という子供じみた行為を自分もしていなかっただろうか、と。
ああ、わたししてました!子供でーしーたーー!ばかばか!
と思わず胸に手を当てて謝ったもの。
心が洗われるような作品をつくるのだ、このひとは。
「インビクタス」スゴイ映画です。
想像できる?
今もまだ差別や飢えや戦争がこの世に存在している。
この話は実話なのだ。
しかも、1995年の話よ?
たった15年前の話。
「征服されない」
「自分が自分の運命の支配者、魂のリーダー」
「運命をこの手に引き寄せる」
胸が熱くなり、何度も涙する。感動して、この気持ちを言葉にすることが憚れる。だから、ぜひ映画館で観てみてください。わたしも友達に薦められてみたのだけれど、本当に素晴らしかったから。
人生の深さと正しさと清らかさを思い出させてくれると思いますぜ!