Could you tell me about yourself?

苦手なことがある。

あなたは何者ですか?

と聞かれることだ。

スタバでのひとときあたしだって、自分が何者なのかがわからない。だから自己紹介してくださいといわれると困る。職業を答えるべきか、今までの経歴を答えるべきか、もしくは何も答えないべきか。試行錯誤中。

相手は何を望み、どんな答えを欲しがっているのかがわからないから。この人は自分をどんな風に観ているのだろうかと考えて、素直にそのままの通りに答えようか・・・それともちょっと意外な一面をだそうか・・・と考えれば考えるほどこんがらがってわけがわからなくなるのだ。

いろんな自分がいる。そのどの顔を見せればいいのかがわからない。でもどれも本当の自分だし間違いではないから。

ただ、言葉にしてしまうとあまりに陳腐なものになってしまう気がして怖いのだと思う。だって本来はその人がどんな人かだなんてたくさんのコミュニケーションの中から感じ取るべきものだし、簡単にわかったりして欲しくないし、わかるなんて言葉は使いたくないもの。無意識にしていることがその人の本質をあぶりだしてしまうと感じることがたくさんある。その人の行動を見ていれば実はたくさんのことがわかる。細かいひとつひとつのメソッドがピタッとくっつくその瞬間、わたしにとってのその人のキャラクターが形成されたりする。そしてそれが一番大切なことだ。

自分がきちんと確かめた、確信しているものだけについてしかいえない。自分にとってその人はどんな人かしか言えない。
でもそれで十分。

たいていの人は自分をよく見せるのに必死で、なんだか苦手だなーと。ぺらぺらと話す人をいまいち信用できないでいる。私は言葉をとても大切にしたいから。大切にしているものを丁寧に扱いたいから。

もちろん自分をよく見せることは技術として必要だと思う。
わたしもそれを利用するときがあるし、必要ならば自分の持っているものはすべて使うつもりだけど。ははは。

でもそういううわべだけのことって本質を理解しているひとにはすぐにバレちゃうと思う。人間的薄さ、ぺらっぺらでいたくないもの。でもその先に自分自身の本質があれば大丈夫。

今はまだ上手に自分のことが伝えられないでいるけれど、たぶんわたしは私自身でしかないと思う。わたしはほんまちゃんでいることしかできないし、ほんまちゃんをどうしていきたいかをずーと考えて、必要なときに必要なものを与えていくことしかできないのだ。

ああ、本当に不器用でめんどくさい。
でもそんなめんどくさい自分を愛すべき存在に変えられたらいいなぁと思ってます。ウヒヒヒ。

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