NYには本当にたくさんのレストランがあります。
で、ここでは特に「食」がエンターテイメントなんじゃないか、と思わせる何かがある。
たぶんそれはサービスによるところが多いのかな・・・。
昨日はヒットミーとBouludへランチしに行ってきました。
すごくいいお店だったなぁ。
私たちが席につくと、姉妹だということがわかったのか「どちらが上なの?」と。
「うーん、どっちが上だと思う?」と聞くと、わたしのほうを指差した・・・マネジャーに「わたしたち双子なの」と告白するとこの世のものとは思えないオーバーリアクションで「オウマイゴッド!」と。
しかもヒットミーが15分上なのよ、なーんていうと始めはそう思ったんだよ・・・とかわいい嘘。
双子でいると、信じられないくらい反応がいいNYです。
双子の皆さん、ツインズで旅をすべし!
で、肝心のお料理。わたしはシーザーサラダをチョイス。
ビストロ特有の繊細さはないけれど、心地のいいお皿で、酢漬けにされたいわしが味を印象的にしていたかな。
ほろほろになるまで煮込んだ豚とお野菜は塩が聞いていて、うまいデス。
ポーションもほどよい・・・とおもっていたけど、真剣におなかがいっぱいに。うー、くるぴい。
で、最も驚いたのはこのデザート。
信じられないくらいおいしい。
なんだこれ・・・というくらい。ひとつひとつは驚くワケではないのだけど、すべてを一緒に口に含むと絶妙のハーモニーなのです。うなる。
これだけ食べていたい。うーん、これは全然ビストロじゃない。これだけ妙に浮き上がるというか、丁寧で繊細な味わいなのです。パリパリのチョコレートとブラックチェリーのリキュールの利いた甘くないホイップ、口どけのよいチョコレートムースにチョコレートケーキ。
濃厚なバニラアイスと砕いたクッキー。すべての歯ざわりと香りが絶妙デス。
最後に出てくるプチフールも焼きたてでレモンの香りでおいしすぎる。
カリッ、ほわっ。
んー、これお土産で・・・!という言葉を飲み込みました。
店内は満席でほどよくざわざわとしていて活気があります。
隣のテーブルのマダムは昼からがつんとマティーニを飲んでいて、グリーンの綺麗なシャツを着ていて、なんだかとてもキュートでした。こういうマダムになりたいな。
というわけで、ここはかなりオススメなレストランです。ひとり40ドルくらいでしたーー。
うー、まんぷく。