走ることについて語るときに僕の語ること

走ることについて語るとき

ここ最近はずーと村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んでいる。すっと入ってくる文章というよりは瞬時にいろいろと考えさせられる本で、私にしてはめずらしく丁寧に時間をかけて、休み休み読んでいる。

私はもちろん彼がもう何十年も走り続けていることを知らなかったし、外国に住んでいることも知らない。けれど走ることを通して繰り広げられる頭の中のぐるぐるとした思考はとても興味深い。

と2月の終わりにこんなことを書いていた。

そして今日、やっと、読破した。

少なくとも、途中でやめなかった。

具体的にこの本が原稿用紙何枚になるのか、は分からないのだけれど、他の作品同様非常に長く感じた。これを書き上げるのに、いったいどのくらいの時間がかかるのだろう?本当に作家というのは大変な仕事だと思う。誰にも頼まれていないブログを書き続けるのだって結構しんどいのに、と。

すらすらと30秒でかけることもあれば、3時間かかることもある。もっとかかる場合もあるな・・・。コンスタントに書き続けられる人がいるとしたら、やっぱりすごいことだと思う。

とにかく、長い。長く感じた。もしかしたら、相性の問題かもしれないのだけれど。

けれど、やはり彼の考え方はとても好きだ。だれに頼まれて小説家になったわけではない。自分は自分の意思でやっているだけ、というスタンスはとても共感するなぁ。

でもワタシはきっとフルマラソンやトライアスロンはしないだろうな・・・。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA