1Q84読破

おはようございます。
ついつい夜なべして1Q84読破してしまいました。ね・・・眠い。

Σ(´Д`|||)

個人的に総論から言うと、実に村上春樹さんらしい作品だと思う。
不思議な・・・メルヘンというか空想的な、非現実の要素(くうきさなぎなどに代表されるモチーフ)と現実的なリアリティ(宗教団体、ウイルス、出版業界)とそして強いメッセージ性を非常に繊細に描き出して、物語の中に引き込むチカラのある作品。そして売れる要素(テーマ)がつまっているなぁと。ストーリーの仕掛けも良くできているし。やっぱり頭のいいひとだなぁと。

けれど、いつも思うのだけれど・・・わたし好みではない。(世界のむらかみファンのみなさん、ごめんなさい)
細かい設定の最後の輪郭がボケているような。
読者の解釈に任されすぎているような・・・。

わたしももっとはっきりしていて、シンプルで本質的な作品が好きなので。

あの部分はどうなったんだろう、という疑問がたくさんわいてきちゃうのですが・・・。
彼自体の考え方は好きだけれど、ね。
こればかりは相性の問題だから、仕方ないわよね。

というわけで、売れに売れている「1Q84」最近は書店で普通に買えるみたいなので、ぜひ買ってみてくださいね。
ちなみにアマゾンなら確実です!
 

 1Q84 BOOK 1
 1Q84 BOOK 2

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