カラマーゾフのほんまちゃん

最近、「カラマーゾフの兄弟」なる文学書が流行っているらしい。
そもそもほぼ日刊イトイ新聞でイトイさんがほんまちゃんの誕生日に紹介したのがきっかけらしいのだけど。
妙な縁を感じるなぁ。←勝手に。
ほんまちゃんのライフワークのひとつに「ガールズライフ研究」というのがあるんだけど、まさにさまさにまさに、この「カラマーゾフの兄弟」じゃないですか。
ほんまちゃんも同じように
人間は、人間とつきあい、人間のことを考え、人間を理解しようとし、人間に頼み事をし、人間を利用したり、人間をよろこばせたりしながら、生きていくものだ。
と本当に心からそう思うし、
人が、いちばん知りたいことは、人間のことである。人間が、どういうときに、どういうことを思うか。どんなことがあると、どういう考えになったりするか。どういう状況のときに、どんな行動をとるのか。思っているけれど、本人にはうまく言えないこととは、どういうようなことなのか。
を知りたくて、日々研究してるの。
人間のことを知るには、ほんとに、実際にたくさんの人に会って、じぶんなりに人間のことを考え続けることか、文学のなかの人間に会うか、どっちかしかないと思うのだ。
だからこそ、たくさんの人と逢って話をする。たくさんの本を読むの。人について、よーく考えて考えすぎて絡まったりしちゃうことなんかもよくあるし。
何度も書いていることだけど、人間が一番面白い。興味深い。
ひとを研究するのが最高の趣味かもね。
そんな風に思ったのだ。ウヒヒヒ。
きれいなこと、きたないこと、意思、興味、無関心。
わたしの中にもきっといろんな気持が隠れているはずで、それを発掘し続けることも、他の人の良さを見つけることも、そしてそれを自分に生かすことも、とってもステキなことだと思うの。
伝えたいのに、うまく伝わらない、
どうもうまく表現できないんだよなぁ、なんてそういう気持ちを「はい、そんなものムダ。意味なーーし」で片付けてしまわずに。そんなはがゆさや切なさをきちんと受け止めていたいものです。
誤解されることなんてよくあるけれど、でもそれだっていいじゃないか、と思うことが出来ればもっともっと成長できる。だって、ほんとうのことはひとつだ。
ほんまちゃんが毎日生きてる。ほんまちゃんらしく。
それが何よりの意味なんじゃない?
あなたはあなたらしく。
ほんまちゃんはほんまちゃんらしく。

Comments

  1. ほんまちゃんが書いているように、”ヒト(人間)”を研究するアプローチとして、
    自然科学が人の存在を
    社会科学が人の行動を
    人文科学が人の精神を
    探求する学問であるならば、それぞれの領域における「人」に対する認識があり、夫々の間における差分は、究極の結論においては余り無いような気もします。
    三つの”科学”が、一定の認識に対してのモデリングを行い、その対象に対する考察を進める”思考方法”であるならば、夫々の方法論におけるプロセスにおける差分は必然であり、また其の結論としては同じ地点を目指している様な気もします。
    其れ故に、人の在り様を認識するに際して、文学のみに頼る必要は無く、また其れ故に、文学を排除する必要も無く。
    逆にまた、文学以外の社会科学や自然科学においても、”人”そのものの在り様について感じ取ることができるようになれば、世界に対する認識はより深く、より楽しくなる気がしませんか?

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  2. ドストエフスキーは好きな作家の一人なのでカラマーゾフの兄弟は高校生の時に1回、社会人になった時に2回読みました。
    高校の時はロシア文学を中心に読んでました。入試には全く関係ないけれど何故か好きだったのです。
    家の書棚には高校の時に買って読んだドストエフスキー、トルストイ、チェーホフの本が未だ並んでいます。
    今、ほんまちゃんのブログでカラマーゾフの兄弟が流行っていると書かれてあってなんか嬉しく、高校時代を思いだして懐かしく感じます。

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  3. (ゆ)さま、さすがのコメントありがとう。
    人が人である以上、人という要素は絶対にはずせないし、究極なものだと私も思います。そして世の中の全てのことは結局は人につながるように出来ているのだと思います。
    そう思うと、いろんな世界があって、いろんな発見があって、生きているのが楽しくなりますね。

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  4. koshizukaさん、こんばんは。
    高校生の時にドストエフスキーですか。
    すごすぎます。
    パッパラパーの高校生だったほんまちゃんに説教したくなりました。(笑)
    わたしは、高校のときに哲学ってなんとなく好きだなぁと思っていた程度で人間について深く考えたり、ましてや文学の傑作を読もう・・・というか舌をかみそうなドストエフスキーさえ無関心でした。そういえば、罪と罰も読んだ気がするけど、内容は覚えてません。
    だけど、この話題で懐かしく思っていただけるなら書いてよかったなぁと。
    わたしも時間があればカラマーゾフの兄弟をちゃんと読んでみたいと思ってます。

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