実在するレストランの名前をタイトルにしたストーリー。
満たされているのに、足りない何かを求めてさまよう人々のお話。
ごはんを食べながら人間観察をしてしまうのを密かな趣味としているほんまちゃんには妙にリアルに感じられてしまった。もしかしたらこれは、隣のテーブルで展開されているストーリーかもしれないって。
オトコもオンナも本当は何を欲しがっているのかしら、と楽しみながら読めた。そしてちょっと、切なくなった。恋はいつもせつない。
林真理子とか江国香織とか甘糟りり子の作品は、テレビを見ているみたいで、とても楽に読むことが出来るのだ。ちょっとした息抜きにぜひ。
あ、これも待ち行列に足さなきゃ!(-_-:)
実はJさんの甘糟さん感想文をみて、読んでみたほんまです。
なかなかうまいなぁという感想です。うふふ。
おすすめありがとう。