あらためて今回の船の事故とプリンセスクルーズの安全対策について考えてみた

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あらためて。

すでにいくつか豪華客船での体験記事を書いておりますが、今回の事故と
タイミングが重なったため、UPをゆっくりとさせていただいております。

とはいえなぜ記事の掲載をやめないのか、ということについては
今だからこそ伝えられることがあるのではないか、と思うからです。

今回の事故をニュースで見て船旅は危険だと
みんなに誤解して欲しくない気持ちもあります。

hommaniaでは可能な限りものごとのいい面にフォーカスして記事を
お届けしています。実際船旅は本当に楽しいものでした。
その楽しさもきちんとお伝えしていきます。

特に今回初めて船旅をしてみた経験とともに、経験したからこその
安全面でのプリンセスクルーズの努力や姿勢をたくさんのひとに
知っていただきたいのです。

おそらく、この安全対策についてはプリンセスクルーズのみ行われているわけでは
ないと思うのですが、少しでも参考になればと思っています。

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というわけで、facebookに書いた客船事故についての
ワタシなりの考えをhommaniaにも残しておきたいと思います。

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16日偶然にもわたしは船上にいました。そしてこの日すぐ近くの海でこの事件は起こりました。
そうです、韓国の旅客船が転覆し、多くのひとびとが命を落とすことになってしまいました。

帰宅してこの事実を知り大変驚きました。
あらためて被害にあわれた方のご冥福をお祈り申し上げます。

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さて、私の乗った大型客船のダイアモンドプリンセスは乗客定員2,670人、
この日は2000人近くの人が乗船していたそうです。

世界の海の法律で客船に乗るひとは必ず避難訓練を受ける必要があるとのことで
夜5時からと7時からの2回に分かれて、避難訓練を行う予定でした。
しかしそれは開催されず、夜10時過ぎになって突然避難訓練の船内放送があり、
改めて訓練をしました。

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そしてまずは船室ごとに割り振られた集会ポイントに集まり、その場で救命胴衣のつけかた、
何か起きたときにどうすればいいか、の案内を英語と日本語でレクチャーされました。

実際には放送の指示に従うこと、そして危険時には指定された集会場に速やかに集合
することを伝えられました。また実際に救命胴衣をつける実習も行われました。

ちなみにこの訓練には船専用のIDカードを所持し、専用端末で参加したことを確認。
訓練は約1時間かかり、そしてその後やっと船は動き出しました。

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正直にいうと、少々面倒だなと思ったこの訓練の大切さを帰宅後にもう一度認識したわけです。
訓練が終わるまでは絶対に1ミリたりとも船は動かさない。
ダイアモンドプリンセスのこの徹底した行動は信頼につながりました。
大切なことを決しておろそかにしないこと。

残念ながら事故は0には決してならないものです。
でも経験からわたしたちは学ぶことができる。この事故は本当に心が痛みます。
でも反省し、検証し、自己批判を繰り返しながら次の事故が最悪の事態に
ならないように批判よりも、解決策を考え続けること。

また顧客のひとりとして、信頼できる会社を選ぶことが何よりも重要なことだな、
と考えたりもしたのでした。

貴重な経験をしたひとりの人間として、今このタイミングでこの事件をきちんと
知っておくべき、そして考えておくべきだな、ということでここに残しておけたら、と思います。

・・・

今回のニュースのなかでもハフポストの韓国人ジャーナリストによるレポートが
非常に冷静で的を得ているように感じたのでリンクしておきます。

テレビやネットで感情的な記事を目にすることがありましたが、
そういったいかにも目を引くようなタイトルで炎上させて興味を惹くというやり口は
どうにも共感できません。

この事件についてはぜひ批判ではなく、解決策を自分なりに考えていただけたら
そしてそんな機会になればと願っています。

huffingtonpostの記事

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