{ Portugal } マフラでできること、はじめてのポルトガル

リスボンから車で約40分の距離にあるマフラには2019年に世界遺産登録されたばかりだという「マフラ国立宮殿」があります。このマフラ国立宮殿がなかなかユニークな城として知られています。

国王と王妃の宮殿、ローマンバロック様式の王室礼拝堂、修道院、36000冊の蔵書を誇る真っ白な図書館で構成されており、1730年に完成したもの。

18世紀にホルトガル国王であったジョアン5世が、当時の植民地ブラジルから届いた大量の金を財源として5万人が13年かけて作ったとされる豪華なイタリアンバロック建築の豪華なつくりが特徴。

が実はその後、1808年に起こったスペイン独立戦争期にフランス軍がポルトガルに侵攻した際に、王室一族は建物から複数の高級な芸術品や家具などをブラジルへと持ち出し逃げたため、外観の立派さと比べると貯蔵品は少ない。

そのことを隠すためにスタートしたとされる豪華な調度品を模した絵(写真1枚目)が壁に描かれている。

そしてもうひとつ、必見とされるのがこちらの真っ白な図書館。奥行が85メートルもあり、現在も当時修道士が管理していた書籍の保存状況を引き継ぎ、図書館の屋根裏には小さなコウモリを飼っている。

このコウモリが書籍の紙を食べてしまう虫を餌とするため、ポルトガルの古い図書館ではおなじみの方法。4万冊にも及ぶ蔵書は見ごたえもたっぷり。

本好き、図書館好きにはとても人気の世界一美しい図書館のひとつ。

王族が社交としていた「狩猟」ができるのも王族がこの宮殿を愛した理由なのだとか。狩猟によって捕獲した動物のトロフィーが壁にずらりと飾られているのもヨーロッパならでは。

大聖堂(バシリカ)も実に見事なイタリアのバロック様式を用いてつくられており、彫刻や ポルトガルで最初に建てられたドームも。

ピンクやブルーの貴重な大理石が多用されていて広く、とても豪華。

マフラ国立宮殿
Palácio Nacional de Mafra
Terreiro D. João V, Mafra
+351 261 817 550
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