ネモフィラの穴場だという武蔵丘陵森林公園へ
春の写真は華やかな春の花がやっぱり素敵!とはいえ、今年は桜もあっという間でなんだかちょっぴり消化不良・・・。とそんなわけで今の季節にしか撮影できないというネモフィラに会いに埼玉の国営武蔵丘陵森林公園へお出かけしてきました。(ちなみに撮影日は2018年4月21日の土曜日)
4月のGW前に今年は花の咲きが早く、短い!とのことだったので昨年から撮影したいと思っていたネモフィラの穴場だという武蔵丘陵森林公園をチョイスしました。
実は翌週に国営ひたち海浜公園とあしかがフラワーパークのバスツアーに友人と申し込みしていて、その練習のつもりで行ったのですが、本番は大雨と強風ということが判明、泣く泣くキャンセルしたという裏話つき。
結局は武蔵丘陵森林公園に行っていたので、今年は無事にネモフィラの撮影が叶いました。本当に天候と花の開花時期をあわせるのって大変だなぁとつくづく感じた次第です。(苦笑)
が、やっぱり春の花の撮影に武蔵丘陵森林公園は前のめりでおすすめ。とにかく広くて広くて、ちょっぴり遠いので撮影もゆっくりできます。わたしはひとりで行ったのですが、土曜日だというのに混みすぎていて写真を撮れない!というほどではなかったので、撮影で役立ちそうな攻略方法をいくつか紹介しておきたいと思います。ぜひ参考になれば嬉しいです。
園内はどうやってまわる?とにかく広い、東京ドーム65個もある敷地には前もっての計画がマスト!
広い、ひろい!とは聞いていたのですが、想像以上に広かった!のが訪れてみての感想。晴れた日はとにかく体力の消耗が半端ない。水分補給はマストなのでペットボトル入りのお茶や水を持参するのをお忘れなく。そして何よりも声を大にしていいたいこと、それは・・・
公園に入る入り口が大事!
車で行くひとは車をどの駐車場で停めるか?そして電車とバスで訪れるひとはどこ行きのバスに乗るかが重要です。私の場合、池袋駅から「森林公園」駅を利用しバスに乗って「森林公園南口」で降りたのですが、これが失敗でした。
そもそも土日のみ森林公園南口行きのバスが臨時で走っていて、こちらのほうが速く着くのでは?とこちらをチョイスしたのですが、バスの運転手さんいわく走り出したら時間差はさほどない、そうです。つまり西口行きのバスも南口行きのバスも乗っている時間は大差なかったんですね。(ちなみに駅から徒歩で向かう場合は南口が一番近いです)ということは公園内で
自分が行きたい場所に応じて入り口を選ぶ
必要があります。今回ネモフィラとポピーを撮影することがわたしの狙いでした。公園が広いことはわかっていたので、初めから「レンタサイクル」を借りました。実はもうひとつの盲点、それは
レンタサイクルは借りた場所でしか返せない
こと。南口で借りた場合は南口に返し、西口で借りた場合は西口のレンタサイクルに自転車を返します。なのでレンタサイクルの場合はINとOUTの入り口は同じになります。車の駐車場も同様。よって
目的地から一番近い入り口から入る
のが重要になってきます。そしてさらに誤算だったのが
園内で自転車が走れる場所、ルートが限られている
ことでした。わたしはどこへでも自転車でいけると思っていたのですが、自転車が走れるのはサイクルロードのみ。よってサイクルロードから離れた場所は駐輪場に自転車を停めて、歩いていく必要があるのです。
こちらの園内地図でピンクの太い線で描かれているのが、サイクルロード。つまり自転車に乗ることができる道です。
ネモフィラはすぐ目の前に自転車を停車して撮影できますが、ポピーの運動広場へは自転車を停めて、徒歩15分弱歩く必要があります。しかもその道はまっすぐではなく、軽い山登り状態。想像以上に時間がかかります。まさかこんな公園があったとは!
わたしは一番ベーシックなママチャリ自転車を渡されたのですが、ギアが一番軽い状態でセットされていて、これがサイクリングロードの登ったり下ったりの時にめちゃくちゃキツイ!というわけでレンタサイクルは自らアピールしてクロスバイクやマウンテンバイクを指定するのがよさそう。
もしくは中央サイクリングセンターで電動アシスト自転車を借りるのが正解かと。次回は電動アシストを狙いたいと思っています。
ちなみに徒歩の場合は行けないエリアはないので、特に気にすることはなさそうです。とはいえ、本当に本当に広いので公園全部を歩いて回ろう!はほぼ無理だと心得ましょう。
私の場合は自転車で1周して全体を理解してから撮影を、と思ったのですが自転車で1周するだけでもかなり体力消耗します。半周したところで見切りをつけて撮影スポットに向かいました。が、自転車でも一通の道があったりして目的の場所にたどり着くまでに1.5倍くらい走った気がします。このあたりの公園の設計が初心者にはかなり難しいし、個人的には謎でした。
そしてもうひとつの強い味方、それは園内バス(210円/1回)、長い距離の場合はこれを活用するのがよさそうです。まるでトトロのバスみたいで可愛い。
ネモフィラ+人の写真が撮れる感動、ぜひ一度は訪れたいネモフィラ名所!
さて、肝心のネモフィラ畑ですが・・・規模はひたち海浜公園と比べるとそれなりですが、花と花との間に小道がありその道に立って撮影できるので、まるでネモフィラの海に立っているかのような写真が撮れます。これは本当に素敵。
ひたち海浜公園で撮影はほぼ無理!といわれているのでネモフィラ+人の写真を撮りたいひとにはこちらはかなりおすすめできます。今年はもう終わってしまいましたがぜひ来年はお出かけを。
それにしても園内は緑にあふれていて、本当に山の中にある公園に行ったみたいな感じ。つり橋まであるんだからびっくりです。
ちなみにセグウェイにも乗れます。これはガイドツアーみたいなのに参加して園内をぐるっとするようですよ。ちなみに料金は8000円(リピーターは1000円引き)で2.5時間。事前オリエンテーションと乗車講習(約60分)園内ツアー(約90分)という構成のようです。
そしてポピーも。実は今月中旬くらいまでは大丈夫だそう。今は赤いポピーが加わってよりカラフルに。開花状況はサイトに掲載されているのでチェックしてからお出かけを。
お花の撮影には天気がとっても大事。太陽が出ているのが大事なのでぜひ天気も忘れずチェックしてからお出かけください。
子供が遊ぶ遊具なども結構たくさんあるので近くに住んでいたら毎週行っても飽きないんじゃないかしら、と思うくらい。今まで行った中でも一番広い公園かと。
というわけでBBQなどもできるそうなのでこれからのシーズンもおすすめ。ちなみに森林公園駅だけではなく、熊谷駅からもバスが出ています。ファミリーで行くならお弁当をつくって、車でお出かけして帰りに日帰り温泉でも行ったら最高なはず。
ぜひチェックポイントを抑えて、楽しんで撮影されることをおすすめします。
国営武蔵丘陵森林公園
埼玉県比企郡滑川町山田1920
0493-57-2111
9:30~17:00(3月~10月)
入園料:おとな 450円
レンタサイクル: 410円(3時間) ~
園内バス: 210円/1回(おとな)
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