{ 京都 } THE REIGN HOTEL KYOTO (ザ・レインホテル京都)

京都駅から地下鉄烏丸線に乗って、ふた駅。十条駅から歩いて6分という好立地に2021年2月末にオープンしたTHE REIGN HOTEL KYOTO。

京都にありながら、北欧がテーマのホテルと聞いてちょっぴり驚いた。けれど話を聞いてみると「なるほど!」の連続がある。

そしてどこかとても居心地のよい雰囲気にあふれている。ゆっくり、まったり。お洒落に自分らしく、京都という町を探索するのにこれほど良いホテルはない。しかもお値段もお手頃で嬉しい。おもわずもう1泊しようかな、という気分に。

解放感のあるホテルレセプションと北欧スタイルのカフェはたっぷりの自然光が入る、気持ちの良い空間で、ここにいるだけでなんだかちょっぴり幸せになれる。

ホテルはシンプルモダンなスタイルなのに、ところどころグリーンや温かみのある家具が配置されていて落ち着く。館内にはところどころアーティストの作品が飾られており、しかもそれらの作品は購入することも可能だそう。

さらに驚いたのは、館内に飾られているアートはローカルのアーティストを応援するため、使用料を支払って借りる形式で契約していること。これはまさに現代の新しいパトロンの形。

今回ステイした「デラックスキング」のお部屋は39㎡でとても使いやすい大きさ。部屋で過ごしたい日も窮屈な思いをすることなく、快適に過ごせる。

しかもお部屋のアメニティや設備がこれまた素敵。ひとつひとつ丁寧に吟味して置かれているのがわかる、こだわりのセレクション。

着心地最高のパジャマにぐっすり眠れるスペシャルなマットレス。エコにも配慮されたサービスは好印象で、今ドキ。

元々アートギャラリーだったというこちらの施設は「令和」という元号と、雨の日であっても居心地の良い体験やサービスを、という思いから雨のRainがかけられていて、ちょっぴり憂鬱になりがちな雨でも楽しめる仕掛けが用意されているそう。

時間によって変化する部屋の景色もまたフォトジェニックでどこをどう撮っても美しい。

パートナーや仲の良い友人たちと究極の一枚を撮影する旅にも最適のホテルかと。

夜にはカフェダイニングで素敵な1杯を楽しむもよし、気温が高くなったら屋上でまったりと過ごすのもおすすめの時間の過ごし方。

シグネチャーだというコーヒーカクテルは作られる工程から実際に味わうまで、どこまでも美しく、美味しい。

(ちなみに現在は3月21日までBarタイムは時短営業中で、21:00(L.O 20:30)までとなっています)

そして私が前のめりでお勧めしたいのが、ホテルの朝食。

北欧スタイルの朝食というのが初めてたっだのでとても楽しみにしていたのですが、想像以上に素敵。朝ごはんだけでも食べに来たくなるほど、さまざまな種類のお料理がズラリと並び、好きなものを好きなだけ楽しめるデリビュッフェの仕組み。

コロナの時代であっても、少しずつ可愛い容器に詰められたおかずたちを眺めるだけで幸せ気分に。

スモーブロー(オープンサンド)も好きなものをカウンターオーダーすると作ってくれるスタイルで贅沢気分が味わえます。

さらに美味しい、ふんわりと香りが漂うこだわりコーヒーも。

実はこのコーヒー、ジャパンバリスタチャンピオンシップ2008-2009に優勝した岡田章宏氏の監修によるオリジナルの北欧ブレンドなんだとか。

朝食を楽しんだ後は、チェックアウトまで屋上やお部屋でまったり。天気がいい日にはぜひ屋上がおすすめ。

京都の十条は今後開発が期待される、注目エリア。

お洒落で最新の京都ステイを楽しみたいなら、THE REIGN HOTEL KYOTOは前のめりでおすすめ。今後若い世代を中心に人気になりそうな予感も。わたしも京都滞在の拠点として今後も利用しようと思っています。

 

THE REIGN HOTEL KYOTO

ザ・レインホテル京都
京都府京都市南区東九条柳下町67-1
075-606-1971
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