汐留にあるパークホテル東京のスペシャルなスイートルームに滞在する「アートな月旅行」を楽しんできました。
パークホテル東京は、地下2階・1階・25階のフロント・ロビーの他、26階~34階までの全客室フロアの回廊等でアート展示を通年で開催しており、今回は34階にある回廊のコリドーギャラリー34にて開催中の注目アーティスト、長坂真護による「Still A Black Star」展とのスペシャルコラボプランです。
月旅行といっても、長坂真護氏の代表作「FULL MOON」を展示したスイートルームに滞在して、素晴らしいアートを1日だけ自分のものにしちゃう、という贅沢な企画でして、スイートルーム滞在にスペシャルなディナーとドリンクのペアリング(3.6万/人)、コラボ朝食(3500円/人)がついて2名で22万円。ひとり11万円のアートな月旅行となっています。
長坂真護さんはガーナのスラム街・アグボグブロシーに先進国が投棄した電子廃棄物を再利用して制作した作品を中心に、日本画材を用いた満月の作品等で有名な美術家です。
美術家といっても彼の作品は、アーティストの枠を超えたアートとして世界中で認知。その理由は「サスティナブル・キャピタリズム」を合言葉に、この地の貧困問題と環境問題をアートの力で変えようとしているから。
作品の売上から生まれた資金で、これまでに1,000個以上のガスマスクをガーナに届け、2018年にはスラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を設立。またスラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立した日々をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を製作。公開へ向けて準備中だというから驚きです。
あっ、お金に余裕があれば、このFULL MOONを一生自分のものに出来ちゃう宿泊パッケージもござい〼。(57cm*57cmなら200万円、100cm*100cmなら900万円!)
とにかくリビングから眺める景色自体がアートの様で、時間によって景色が変わる様子を眺めるのが楽しい、まさにプライスレスな体験です。そして傍らにはものすごいアートを独り占め。
とにかく広いリビングの解放感が半端ない、贅沢さ。あまりの気持ちよさに滞在中はほぼこの位置に。思わずここが我が家だったら・・・と妄想せずにいられません。
ちなみにこちらのスイートルームにはワインセラーもあり、ワイン自体のセレクトも私が大好きなサンプレフェールの白があったりと最高のラインナップ。過去最高クオリティのルームサービス。
SDGsを意識し、部屋のミネラルウォーターも紙パックでアメニティもこだわりのブランド、どこまでもサステイナブル。
ちなみにリビングのFULL MOONだけでなく、ベッドルームには可愛らしいピンクのフルムーンも。こちらの撮影もどうぞお忘れなく。
ベッドルームの脇にはたくさんの電源とUSBジャック。本当に使い勝手がよく、インテリアもモダンで洗練。あー、幸せ。
広いバスルームにアメニティは大好きなタイのアロマブランド、THANN。手を洗うたびに幸せな気分に。そしてドライヤーはパナソニックであっという間に髪が乾かせるのもポイント高し。
ウォークインクローゼットは広く、キャスター付きのトランクもしっかり収納。トイレは入口とバスルームの2か所あるので、来客対応なんかもできちゃいます。
そしてパークホテル東京に宿泊した人全員が使用できる25階の宿泊者専用ラウンジから眺める東京の景色の素晴らしさも特徴的。8:00-22:00の間はセルフサービスで好きなだけコーヒー・紅茶を楽しめます。
ネットの接続環境もバッチリ、こちらで仕事をするのも気分転換になりそう。アート作品も展示されていたり、国内外の雑誌、書籍も読めたりするのでお部屋だけでなくホテル全体を味わい尽くしましょう。ちなみにチェックイン・アウト前後1時間も利用可能。
ディナーは「月」をテーマに鯛一匹まるごと使用した特別懐石「THE MOON」とドリンクのペアリング。朝食もまた産地や素材にこだわったまるでアフタヌーンティーのような気分を楽しめるオーガニックパンケーキのコースで徹底的に「月」と「サステイナブル」を体験できる構成です。
こちらについては追ってまたレポートUPします。お楽しみに。
PARK HOTEL TOKYO
パークホテル東京
宿泊プラン:THE MOON ~月との共鳴~
①長坂真護「FULL MOON」を展示したスイートルームに宿泊
②”月”をテーマにした特別懐石やカクテルのディナー
③産地や素材にこだわった朝食
④環境に配慮したアメニティ
宿泊期間 : 2022年2月3日(木) ~ 2022年3月15日(火) チェックイン
03-6252-1100
※1部屋限定・要予約(5日前)