{ 薪火ダイニング } SMOKE DOOR

先日の夜には、横浜にオープンした今話題の薪火レストラン、SMOKE DOORへ。

とにかく最初から最後まで薪火のスモークの香りがふんわりと漂い、手のかけられたアートなお皿が次々と提供される。プレゼンテーションが美しく、まるで海外のレストランに来たかのような気分が味わえて楽しい。わたしが堪能したメニューはこんな感じ。

アボカドトーストは、ミントが効いていてグリルしたパンの半分はカリッと、ソースに浸された部分はキャラメルのように香ばしくて美味。

洗練されているけれど、どこかリラックス感もある雰囲気はかなりのツボ。オープンでダイニング以外にも、カフェやBarなど色々な使い方ができる優秀なお洒落スポットです。

畑のキャビアじゃがいものガレットとパンケーキは、乾燥したわかめをスモークすることで、潮の香りがとんぶりに漂う。よりキャビアに近いリアルさに。さっぱりとしていて、ペロリと食べられてしまう。夏にぴったり。そしてゴージャスな気分も味わえて楽しい。

カニとトマトのガスパチョは、さっぱりとしたガスパチョに蟹の身、ピリと効いた青唐辛子?がアクセント。すべてミックスすることでより美味しくなる仕掛けは海外のお皿のような感覚で嬉しい。

ペアリングもリーズナブルかつワインやカクテルMIXでなかなか日本にはないスタイル。

がっつりワイン気分の日にはボトルでワインをオーダーしてもよし、お店の自由なスタイルに身を任せたいときにはペアリングもおすすめ。

最初に提供される印象的なケールのカリカリグリルはチップスのような軽い食感が楽しい。ふんわりと香るほのかなケールの香りがまたよい。

ソイのカルパッチョは、赤しそベースの爽やかなソースに青じそのソースで出汁の効いた夏にぴったりの控えめな味わい。

2日間火入れした豚バラ肉のクリスピーグリル3杯酢は麺つゆのようなだしに強めの酢でさっぱりと。カリカリに皮目を炙った豚バラは香港の焼味を思い出す。

46時間調理したチキンの薪焼きは、マリネ→乾燥→薪焼きされたチキンは信じられないほどジューシー。とにかく美味しい!

24時間降ったカリフラワーの薪焼きと4日間かけて作るビーツのローストは濃厚な野菜が感じられ、今までにない食感、味わいにびっくり。薪火ドライがユニーク。

海老のグリルはかなりの半生でスモーク&グリル。しっぽと頭はカリカリにやきあげており、レモンでさっぱり頂くのがよい。

サンフランシスコのミシュラン三ツ星の薪火焼の名店でスーシェフをつとめたシェフが提案する食事が楽しめるという、美食友達の間で注目されている店というだけあって、とても個性的で楽しいダイニングになっていると思います。

薪火料理は飲食業界でも今とっても旬で、注目されているお料理。そんな世界の最旬料理が横浜でカジュアルに楽しめるのが素敵。まるで海外にいるかのようです。

定期的に訪れたい、新体験のレストラン。

 

SMOKE DOOR

横浜市西区南幸 2-16-28 HOTEL THE KNOT YOKOHAMA 1F
050-3174-8172