{ ユナイテッド航空(UA)ポラリス・ビジネスクラスで行くナパ&SFO旅 } サンフランシスコでしたいこと【最新モダンARTを愛でる】

東京からサンフランシスコ国際空港に降り立った時、一瞬空港にいることを忘れるほどの落ち着きを感じた。タイミングが良かっただけかもしれないが、広い空港内にはたしかに人でごった返している様子はなく、静か。ふと尋ねてみると広告が一切なくインフォメーションの放送もしていないからかも、という。

まるで休日の都会のビルにいるような、大きな美術館にいるかのよう。なぜサンフランシスコが世界中の人々の注目を集められるのか、その秘密に少し近づいたような気分に。モダンで洗練された雰囲気、それが久しぶりのサンフランシスコで一番に感じたことだった。

ではそろそろ空港を出てサンフランシスコの街を探索してみよう。

 

SF MOMAで最新現代アートを愛でる体験を

サンフランシスコへ行ったら行きたいアートスポット、サンフランシスコ近代美術館。あの「MOMA」のサンフランシスコバージョンが街のど真ん中にある。もちろん貯蔵の作品もたっぷり。

あらかじめ予約してお出かけすればロスタイムも最小限に。とにかくいくら時間があっても足りないので、時間に余裕を持ってお出かけするべし。1月のこの日はJoan Brownのエキシビジョンが開催中。

Joan Brownはサンフランシスコのベイエリアに生まれた地元のアーティストで、SF MOMAでは彼女の作品25点を所蔵。

1990年に死去したというアーティストは世界中を旅し、さまざまな文化や経験からの絵画を制作したことから、現代に生きる私たちに通じるものを感じることができる。カラフルでどこかマンガのようなアイコニックなペイントの数々はみていてとても身近で、いつまでも見続けられる作品。おうちに飾っていても違和感なく長く楽しめそう。

他にもとにかくさまざまな作品が展示されており、自分好みの作品をみつける手助けをしてくれること間違いなし。

近くに寄ってみたり、遠く離れてみたり。様々な視点で一つの作品を鑑賞してみるとまた新しい発見がある。そして何よりも基本的に写真撮り放題という太っ腹さは日本人の私たちには驚き。とにかく好きな写真は片っ端から撮影してみるのがおすすめ。旅から戻って、写真を見返すのも楽しい。

1日中いてもいいなら、余裕でいられそう。アート好きなら間違いなくMOMAは外せない、サンフランシスコ観光の王道。

 

SAN FRANCISCO MUSEUM OF MODERN ART (SF MoMA)
サンフランシスコ近代美術館

151 3rd St, San Francisco, CA 94103

おとな25ドル
Monday–Tuesday: 10 a.m.–5 p.m.
Thursday: 1–8 p.m.
Fri–Sun: 10 a.m.–5 p.m.
水曜定休

 

[NEW OPEN] 最旬ARTが体験できるINSTITUTE OF CONTEMPORARY ART San Francisco (ICA SF)

そしてもうひとつ、素敵なアートスポットを紹介したい。それがオープンしたばかりのINSTITUTE OF CONTEMPORARY ART San Francisco、通称 ICA SF。

今サンフランシスコで再開発が進む「ドッグパッチ」エリアにオープンした現代アートスポット。大きさこそそんなに広いわけではないけれど、とにかく「旬」のアートかつローカルアーティストにスポットライトを当てた作品は観ていて楽しいものばかり。

とにかくすべてがお洒落で時代の最先端を行く、アート好きなら絶対に押さえておきたい。

ネオンあり、ペイントあり、映像作品あり、とにかくバラエティ豊か。アート大国アメリカの流行を作り出す原動力というか、ものすごいパワーを感じた。

アートの所蔵は一切なしのフリースタイル美術館はこれからますます人気スポットになりそう。所蔵なしの身軽さでどんどんサンフランシスコという街を体現するような多様性に満ちたアートやアーティストを発掘していくのだろう。

しかもICA SFはフリーで楽しめるのも嬉しい。今までアートとは無縁だったひともここを訪れたことがきっかけで何かアートを始めてみる。そんな新しい出逢いの場としても機能しそうな予感がする。

自然と都会とアート。LISTENと書かれた場所にたつことで音が聞こえてくる不思議。視覚と聴覚に訴えかける作品はどまでも自由でしなやか。普段ない思考が降ってきてくれそうで、とてつもなく楽しい。そして不思議。

アートの楽しさとは未知との遭遇という体験や視点をくれることなのかもしれない。

サンフランシスコの新しいアートスポット、前のめりでおすすめ。

 

INSTITUTE OF CONTEMPORARY ART San Francisco (ICA SF)
サンフランシスコ現代美術館

901 Minnesota Street San Francisco, CA

FREE(入場無料)
Wed: 12 – 5pm
Thurs & Fri: 12 – 7pm
Sat & Sun: 11am – 5pm
月・火および祝日定休

 

最新スポット、Presidio Top Tunnel から見るゴールデンゲートブリッジにしばし時を忘れる

アート以外に目を向けてみると、やはり「ゴールデンゲートブリッジ」は押さえておきたい。雄大な景色にそびえたつ真っ赤な橋。サンフランシスコのポストカード(ポスター)のモチーフとしても有名。

定番中の定番なのだけれど、このゴールデンゲートブリッジを眺めるのに最高の場所が最近オープンしたのだという。それがプレシディオ・トップ・トンネル。

プレシディオ・パークウェイの高速道路トンネルの上に作られた新しい国立公園で、アート展示やイベントなどが行われており、とにかく広い!

もともとプレシディオはサンフランシスコの北側にある国立公園で、ゴルフコースやビーチ、ホテルやロッジも。ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムもあるので、ディズニーファンならこちらも外せません。

つまり今回このプレシディオ・トップ・トンネルができたことでこの公園がさらに広くなったというわけなのです。

もちろん公園内の展示ではどのようにしてゴールデンゲートブリッジが出来上がったのか、なんてことがわかるのも嬉しい。

パークエリアではお弁当やシートを広げてのんびりとできる屋外エリアがたくさんあり、市民の新たな憩いの場に。暮らすように旅したいひとには前のめりでおすすめ。

週末にはフードトラックやビールバートラックなども出現して、大人も子供も楽しめるスポットに。公共交通機関でアクセスできたり、無料のシャトルバスもあったりと至れり尽くせりの国立公園。

Presidio Top Tunnel

プレシディオトップトンネル

210 Lincoln Blvd, San Francisco, CA 94129, United States

FREE
無休

公共交通機関(Muni 43/30など)でアクセス可能。シティからの無料シャトルバスも。

 

Special Thanks,

サンフランシスコ観光協会

最新のサンフランシスコの観光情報は「SF Travel」が便利。SNSなどの発信もあるので、いつか行きたい!なんて方もフォローしておくといいかも。

ユナイテッド航空

ユナイテッド航空は北米航空会社の中で、最も広範囲なグローバルネットワークを展開。2023年1月7日から関西―サンフランシスコ便が再開、日本の3空港(関西、羽田、成田)からサンフランシスコへ合計週17便のフライトがある。