2023年版ただいま東京プラス(全国旅行支援東京版)解説します!

あけましておめでとうございます。2023年もいよいよスタートしました!

今年も役立つ旅情報を中心にわくわく、ドキドキする情報をわかりやすくお伝えできたら、と思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年始の旅トピックのうちホットな話題といえば・・・そうです、ただいま東京プラス(全国旅行支援東京版)の再開。今年は1月10日宿泊分から割引&クーポンの付与が開始されました。

2022年とはどう違うのか?ポイントを押さえてわかりやすくお伝え、解説していきます。

 

2023年のただいま東京プラスとは

ただいま東京プラス」とは全国旅行支援東京版のこと。宿泊料金の20%が補助され、80%を旅行者が支払う。(補助上限は宿泊のみの場合は3000円/泊(1.5万円)まで、交通つきの場合は5000円/泊まで)

都民でなくても利用可能。

さらにクーポンが平日なら2000円/人、休日宿泊は1000円/人が発行される仕組み。クーポンは基本電子のみとなり、チェックアウト日までの期限あり。

この補助を受けるためには3回以上のワクチン接種か出発前に陰性証明を取得する必要がある。

(土曜日、その翌日が祝日である日曜日もしくは祝日またはその翌日が土曜日である祝日の宿泊は「休日」として扱う)

 

2023年版ただいま東京プラス(全国旅行支援東京版)適用条件とは?

割引適用期間

2023年1月10日(火)~ 2023年3月31日(金)
※4月1日(土)チェックアウトを含む

予約開始日

2023年1月5日(木)正午以降
(それ以前の予約については無効)

つまり、1月5日より前に予約したツアーやホテル予約では割引対象になりません。また普通に予約するだけでは割引は適用されません。ただいま東京プラス(全国旅行支援東京版)には予算が決められていて、各旅行(ツアー)会社やホテル予約サイト、個々のホテルなどに予算が振り分けられます。

必ず「ただいま東京プラス(全国旅行支援東京版)」対応のツアーやホテル、プラン等を予約する必要があります。また各旅行(ツアー)会社やホテル予約サイト、個々のホテルによって対応プランの予約開始日が異なります。

またオンラインの予約サイトの多くでは「クーポン」という形でクーポンを取得後、ホテル等の予約を行う必要があります。それぞれの会社でやり方が異なるので前もって調べておきましょう。

 

もっと東京割引とは?

東京都独自の都民に向けた都内への旅行商品等への定額の支援を行う事業が「もっと東京」になります。つまり東京都民が東京を旅するときに補助が受けられるもの。こちらもただいま東京プラスと同様に延長となりました。

この補助を受けるためには3回以上のワクチン接種か出発前に陰性証明を取得する必要があります。

割引適用期間

2023年1月10日~2023年3月31日までに完了する旅行商品(4月1日チェックアウト分を含む)

宿泊旅行は1泊5,000円、日帰り旅行は1回2,500円の定額の助成
※1回の旅行の宿泊上限は1人5泊。
※利用回数に制限なし

つまり都民が都内を旅する場合「ただいま東京プラス」と「もっと東京」の併用が可能となります。こちらも大手旅行会社のサイトにてクーポンを取得後、予約となるパターンが多く、割引の利用には助成対象の金額に制限もあります。

 

W助成対象となる1泊の価格とは?

平日1人1泊9000円以上なら「ただいま東京プラス」と「もっと東京」割引の両方が使えます。休日は1人1泊8000円以上。

平日の宿泊で考えると1.5万円の宿は「もっと東京」で5000円割引となり、残1万円から「ただいま東京プラス」で(2000円+クーポン2000円)、の計9千円の補助が受けられ、実質6000円で宿泊できる計算となります。

「ただいま東京プラス」だと1.5万円(1泊/1人)が割引上限ですが、W助成だと2万円(1泊/1人)まで上限が引き上げられるイメージ。(この辺りの扱いはホテルに委ねられている可能性もあり)

 

2023年版宿泊割引のねらい目とは?

 

ズバリ都民なら「もっと東京」割引の活用、です。以前の「ただいま東京プラス」は割引率が高かったため「もっと東京」と併用しなくても十分にお得でした。

また「ただいま東京プラス」は各メディアでも取り上げられており、注目度が高いです。そこで難易度の高いW助成ではなく「もっと東京」割引対象プランを探すこと。

というのも「もっと東京」割引は6000円以上の宿泊で5000円の補助が受けられるので、最も効率がいいです。クーポンを受け取る手間も使い道や期限にとらわれることもないので、実質「ただいま東京プラス」よりお得だと言えます。

都民が都内を旅するなら「もっと東京」割引の活用はかなり有効。とくに低価格帯でのホテル予約なら間違いなし!

都民以外なら素直に「ただいま東京プラス」を狙いましょう。

 

クーポンの活用等については前回のズバリ「ただいま東京プラス」(全国旅行支援東京版)の仕組み、解説します!の記事を参考にどうぞ。

問題の多かった紙クーポンは廃止の方向ですので、アプリをダウンロードして利用準備を進めておくことをお忘れなく。

またこのほかにも東京都の島を旅する場合は「しまぽ」の活用も可能なので、「東京島めぐりPASSPORT(しまぽ通貨)」の記事もよろしければ✓してみてください。

 

よくわからない、面倒だ、という方はもう割引とか一切無視して、自由に旅するというのもまた一択。とにかく旅する日常を楽しむことで人生を豊かに過ごせればそれが一番幸せだと思います。

ではみなさま、素敵な旅を!